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井上毅伝昭和41~平成6年 井上毅傳記編纂委員会・國學院大學日本文化研究所 編 東京大学出版会

井上毅(1843~1895)。明治前期の官僚。1866年、井上家の養子へ入り、君主長岡監物にその才能を認められ、木下犀潭の塾へ入門、さらに藩校時習館の居僚生へ抜擢された。藩命により江戸へあがりフランス学を学ぶ。明治新政府樹立後、司法省へ入り、渡欧調査団としてフラン、ドイツをまわり法制の調査を行った。帰国後は大久保利通、岩倉具視、伊藤博文の信頼を得て政府へ献策を行った。明治十四年の政変後、伊藤のもとで憲法や教育勅語の起草に従事した。明治国家形成期最大の政治ブレーンとして草案や大臣・参議などの代筆など意見書は多く、明治国家を見るうえで外すことのできない人物のひとりす。

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