新着 原子力保全ハンドブック
一般社団法人日本保全学会編 2020発行
本書は、原子力発電所(軽水炉)の保全に係る実践的な技術や知識を体系的にまとめ、原子力発電に携わる関係者(規制当局、大学・研究機関、発電事業者、プラントメーカ、保全業務関係者など)が活用できるように、3編構成として編纂された書籍です。
第一編は原子力基本工学と題され、保全に必要な工学の基本事項を、原子力発電所における具体的事例を参照しながらわかりやすく解説しています。
第二編は原子力実践工学と題され、原子力発電所で行われている保全の実務を、プラント保守管理に係る具体的事例を中心にわかりやすく解説しています。
第三編は保全の高度化と題され、原子力発電所の新検査制度が2020年4月から施行されることを受け、これまでの検査制度の変革や新検査制度の特徴及び海外の事例などをわかりやすく解説しています。
実務者はもちろん、原子力に関わる全ての人に有益な書籍と言えるでしょう。