新着!『和刻本 正史』全39揃

汲古書院 1973年刊 

中国で古くから歴史というものが重要視されていたことはいうまでもないかもしれません。「経史子集」という伝統的な図書分類法において一つの項目となっていることからも、中国においてどれほど史書というものが重要視されてきたかを推察できるのではないでしょうか。そして中国文化の影響を大きく受けた日本においても中国の史書、その中でも特に正史は重要な文献と認識されていました。

さて、古くから重要な文献とされていた中国の正史を現在の私たちが読むことは困難です。というのも、中国の正史のうち日本語で読むことのできるものは史記や漢書など一部に限られていたからです。新たな日本語訳も徐々に刊行されてきていますが、現在のところその数は微々たるものです。だからといって原文(白文)あるいは現代中国語で書かれた書籍をスラスラ読めるという人も少数でしょう。

そこで活躍するのが本書『和刻本 正史』シリーズです。日本で刊行された和刻本には返り点がつけられています(一部例外有)。白文を読むには相当の勉強が必要ですが、語句を読む順序がわかっていればそれだけでも大いに参考となります。意味のわからなかった文章を、ある程度の意味がわかる文章として読むことができるようになるかもしれません。

中国研究者はもちろんのこと、中国の歴史や文化の好きな方、書道を習っている方、逸話や伝説に興味をお持ちの方などには大いに参考となるでしょう。

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和刻本 正史


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