高杉晋作史料 全3冊揃 の入荷です
一坂太郎編 田村哲夫 校訂 2002年発行
高杉晋作(1839-1867年)は、幕末の武士・政治家であり、尊皇攘夷運動の中心的人物でした。
高杉は西洋の技術や戦術に対する関心が強く、長州藩内の軍事改革を進め、後には奇兵隊という部隊を組織しました。
身分制度の厳しい江戸時代にあって、奇兵隊には農民など武士階級以外の人々も参加することができました。
幕府勢力との争いにおいても、奇兵隊は重要な役割を果たします。
高杉が長州藩で行った改革の数々は、藩士にも大きな影響を与え、ひいては明治維新の原動力ともなりました。
尊皇攘夷運動へ強い影響力を持った高杉晋作ですが、病により若くして亡くなってしまいます。
本書は、そんな高杉晋作に関する史料を集成した書籍です。幕末や明治維新に興味のある方には有益でしょう。