スペンサー『韻文訳 妖精の女王』(九州大学出版会)を入荷いたしました!

2016年 エドマンド・スペンサー作 福田昇八 訳 九州大学出版会

エドマンド・スペンサー(1552年頃~1599年)は16世紀イングランドの詩人です。華やかなエリザベス1世の治世を背景にケンブリッジ大学を経て才能を開花させていきました。詩作を通じて宮廷での地位獲得を目指し『妖精の女王』を書きましたが、あまり良い反応は得られず男爵との対立を孕む結果となりました。赴任先のアイルランドの情勢が悪く、戦争のなか子どもと妻を失い悲惨な晩年に見舞われました。死後、スペンサーへの評価は静まったままでしたが、19世紀にはいり再びおおきな脚光を浴びることとなりました。
作風はジェフリー・チョーサーの『カンタベリー物語』などの影響から古風な言葉遣いが用いられ、『祝婚歌』は英語の作品の中で高い評価を得ています。また本書『妖精の女王』に見られる独自の韻文形式「スペンサー詩体」はイタリアや中世の詩形の流れを汲み、多くの詩人へ影響を与えています。
本書は福田昇八による韻文訳になります。

書籍詳細・ご注文はこちら妖精の女王


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