『戦国軍記事典 群雄割拠篇』(和泉書院)を入荷いたしました。
1997年 古典遺産の会 編 和泉書院
中世文学の研究グループとして昭和30年に発足し、研究誌『古典遺産』の発行や『将門記 研究と資料』『往生伝の研究』『室町軍記総覧』などを刊行してきた古典遺産の会編集による本書。絶えない戦乱のなか個性に富んだ武将たちが活躍する戦国時代。そこで綴られた軍記は地方の戦乱の歴史や武将の一代記、戦場記、落城記や家記などさまざまな種類で数多く存在します。その膨大さのゆえまとまった書籍として刊行されることはありませんでした。本書はそれら戦国軍記を地域別に分類し、別称・諸本・刊本・類書・成立・内容など解説を付してまとめたものになります。群雄割拠篇は応仁の乱以降から信長の登場以前の軍記が対象とされています。
戦国時代ファンや研究に有益なだけでなく、市史や県史、地方史へも大きな貢献を果たす本書は座右の一冊です。


