性霊集講義 (高野山出版社)を入荷いたしました。

坂田光全述 平成15年発行 平成新版 高野山出版社

 

我が日本に於ける偉聖として誰しもが等しく讃仰する所の弘法大師の偉業は、哲學上、文學上、美術上、はたまた教育上、社會事業上等あらゆる部門に優れている、その御功績は質に偉大であり、更にこれが大師の職域である所の宗教の上に於ては御生に五十一箇度に亙りて國家的の大法を修し給ひ、燃ゆるが如き護の念を以て、御皇室の御繁榮、國家の安泰、諸の元元の福祉を祈っている。

かくの如き護國の念、愛國の理念を以て、皇國の鴻恩に對しりて報恩の誠心を堅く把持し給ふに至つたのは既に業に大師の青年時代からの御事である。このことは大師が二十四歳の時に著し給ふた『三教指歸』の中に大忠大孝の報恩行を以て北霊の最高の行となすと立論せられてゐることによりても明かに察知することが出来るのである。かく二十四歳の御時に宣言し給ひし所の大忠大孝思想を以て御生を貫かれ、且つそれを實し給はれてるられるのである。その大忠大孝の實の御行蹟が如何ばかり威大であり、如何ばかり熱烈に果し給はれているかといふことを偲び奉る為には、数ある大師の御著述中『性霊集』を外にしてはないのである。『性靈集』は大師の御生を通じて愛國の理念、護國の念を賞し給ふた大師の一大記録である。自序より

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