明治期怪異妖怪記事資料集成の入荷情報です
湯本豪一/編 国書刊行会
明治年間に発行された全国の邦字新聞のほぼ全てを渉猟し、約4400件の怪異・妖怪事件記事を抽出、影印。狐や狸が跳梁跋扈し、天狗が人を攫い、妖怪がコレラの流行を予言する……驚愕の記事の数々。
近代社会が成立した明治という時代は、情報手段が飛躍的発展を遂げた時代でもあった。その象徴が新聞である。近代的技術により大量の印刷を短時間で行うことが可能となったことで、リアルタイムの情報を多くの人たちに伝えることができるようになり、新聞はその使命を担って情報発信の中心となっていた。
本書の収録範囲は明治元年からとなっているが、実際には怪異記事をピックアップできた明治5年がスタートとなっている。調査した新聞は日本全国、さらに樺太、韓国・朝鮮、台湾、満州などで刊行された邦字新聞をも収録対象としている。


