新着書籍! 正倉院宝物 宮内庁蔵版 全10冊揃
毎日新聞社 1995~1998年刊
正倉院は、奈良東大寺の北西に位置する大規模な高床倉庫です。
聖武天皇や光明皇后ゆかりの品々を所蔵し、また大陸からの輸入品も収蔵されており、奈良時代の文物を今に伝える貴重な役割を果たしてきました。
正倉院には、北倉・中倉・南倉という3つの倉があり、それぞれに特徴ある品々を所蔵しています。
正倉院所蔵の宝物は、国宝や重要文化財にこそ指定されていないものの、日本の歴史を伝える貴重な品々です。現在でもよく開催される正倉院の展覧会が多くの人で賑わうのも、その魅力を多くの人が感じているからなのかもしれません。
本書は、正倉院の3つの倉に収蔵されている宝物を収録した書籍です。
収蔵品に富んだ正倉院ですが、その宝物がまとまった数で展示される機会は多くありません。この本で、正倉院の宝物を通覧してみるのも一興ではないでしょうか。