『ブラフマ・スートラ上下巻』が入荷いたしました

湯田豊/著 2006年 大東出版社/発行

十九世紀のドイツの哲学者ニーチェは、『善悪のかなたに』の序文において、次のように言っているし「人類の心の中に永遠の要求と共にみずからを銘記するために、すべての偉大な事物は、初めに途方もない、恐怖を引き起こす戯画として地上をさまよわねばならないように思われるー独断的な哲学、例えばアジアにおけるヴェーダーンタの教え、ヨーロッパにおけるプラトン主義は、そのような戯画であった」と。ニーチェが、「アジアにおけるヴェーダーンタの教え」と言う時に、彼によって示唆されたのは、疑いもなく、西暦紀元七世紀のインドの哲学者、シャンカラに他ならない。シャンカラの教えはインドの哲学思想の神髄を最も良く表現するものである。ヨーロッパにおけるプラトン主義と並んで重要なのは、確かに、アジアにおけるヴェーダーンタの教え、すなわち、シャンカラの哲学である。そして、シャンカラの哲学思想を代表するのが、『ブラフマ・スートラに対するシャンカラの註釈』である。

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ブラフマスートラ


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