肉塊 大正13年初版 作:谷崎潤一郎

¥ 33,000 税込

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著作者: 谷崎潤一郎/作

発行年: 1924

出版社: 春陽堂

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大正13年初版 谷崎潤一郎/作 春陽堂
函角ツブレ・シミ p18ヤブレ有

谷崎潤一郎(1886~1965)。小説家。帝大中退後の模索のなか第2次『新思潮』を出し、『刺青』(1910)『少年』(1911)を発表、それが永井荷風に絶賛される。官能美や女性崇拝からマゾヒズムを題材にし、そのモチーフはやがて悪魔主義と呼ばれるようになる。『異端者の悲しみ』(1917)『痴人の愛』へ高められた。関東大震災後は日本の古典美へ関心をふかめ、『卍』(28~30)『春琴抄』を書き、源氏物語の現代語訳を完成させた。ほかに『細雪』などの長編や『鍵』や『瘋癲老人日記』などインパクトの大きい性描写を含めた高度な作品もある。

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