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著作者： 水沢研・高野よしてる・加藤芳郎・中川かず他

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戦前漫画家入門資料一括　
新世紀漫画クラブ画集（肉筆画集）大作重雄＝水沢研（児童書・絵本作家）の直筆原稿18枚（昭和14年～17年）『漫画芸術』『挿絵漫画研究』『さしゑマンガ教育録』他一括

※資料をみる限り、戦前の漫画家になる道の一つに日本漫画家研究会にて推薦状を貰うという事があった様。今で言う日本漫画家研究会は漫画家学校の様な存在。その日本漫画研究会に作品を送り赤で直し及び採点をしてもらうい、卒業証書として？推薦状を頂いていた様です。戦前の漫画家になる貴重な資料。支那語の先生など戦前の風俗、生活がわかる原画も多数あり。

※『新世紀漫画クラブ画集』13人のメンバーが描き合い裏面に各々が批評を書くという構成になっている。巻末に16.2.18となっていることから昭和16年頃の作品と思われる。

※『新世紀漫画クラブ』戦前の一時期漫画投稿がブームになった時期があり、当時『木刀くん』や、少年マガジン創刊号から連載されていた『13号発進せよ』等での作者として有名な漫画家、高野義輝（よしてる）や加藤芳郎・富永秀夫・中川蚊巣（かず）・国浦春児・小山重雄等が結成した漫画グループ。この漫画集団は存在したとは知られていましたが生の資料が出るのは初めてでは。